こんにちは。月藤もりです。
コントローラー非対応のゲームを、キーボードを使わずかつ快適にプレイしたいと思い、いい感じにできそうなので書いていきます。
筆者はWindows11環境です。
ふつうにJoytokeyやSteam入力でキーとマウス操作をコントローラーに割り当ててもプレイできはしますが、やっぱり操作性が落ちてしまいます。
今回はそれを解決するため、右手マウス、左手コントローラーというやり方でいきます。
マウス操作部分はそのままマウスでやるので、キーマッピングでやった時のようにカーソル移動の速度や操作性に心配がありません。
以前も似たような記事を書いているのですが、今回は少し違う方法でやります。
ただ、以下過去記事と同じソフトを使っていくので、ソフトの導入や使用方法については以下を参照ください。
用意するもの
今回の方法でプレイするには、以下のものが必要です。
必要なデバイス
- 8bitdo zero2 もしくは 8bitdo micro (のような、片手サイズの小さいコントローラー)
- トラックボールマウス
片手でコントローラーを操作するので、小さいコントローラーが必要です。
8bitdoのこれらのコントローラーはイラスト制作等の左手用デバイスとしても人気なくらい片手で操作しやすいサイズです。
zero2とmicroの違いについては、
- microはzero2の後継機
- ZL・ZRにあたるボタンがmicroにだけある (ボタン数が多い)
- microはtypeC充電ができる(zero2はmicroUSB TypeB充電)
- microは接続モード切り替えのスイッチがついていて分かりやすい
- microは専用スマホアプリでキーマッピングができる
- その分値段も少しだけ高い
みたいな感じです。
また寝転ぶなどくつろいだ状態でプレイする想定なので、なんでもいいのでトラックボールのマウスがあると便利です。
わたしは以下のELECOMのものを使用していますが、価格も高くない上、専用アプリでアプリごとにキーマッピングしたりできて便利です。
薬指のボタンにスクショとかメニューとかセーブを割り当てると便利。
Amazon.co.jp: エレコム ワイヤレス トラックボールマウス EX-G 握りの極み 6ボタン ブラック M-XT3DRBK : パソコン・周辺機器
必要なアプリケーション
- Joytokey (キー割り当てアプリ)
- HidHide (コントローラーをゲームに認識させないようにするアプリ)
Joytokeyは有名ですが、コントローラー操作をキーやマウスに変換してくれるアプリです。必須。
JoyToKey 公式ホームページ - 最新版をダウンロード
HidHideは、選択したアプリにデバイスを認識させないようにするためのアプリです。
Joytokeyでマッピングしたのに、ヘタに元のコントローラーが反応してしまったりするのを防ぐためのものです。
これは必要に応じて使う感じになります。
GitHub - nefarius/HidHide: Gaming Input Peripherals Device Firewall for Windows.
やり方
右手にマウス、左手にコントローラーを持って操作します。
主にコントローラー部分の設定について以下で説明します。
アプリ系の使い方等については、以下記事を適宜参照してください。
コントローラー対応がいまいちなPCゲームを快適にプレイする方法(JoyToKey、HidHide)Windows11 - 月藤もりのブログ
コントローラーの接続について
8bitdoの説明書を見ると、PCではキーボードモード接続しか出来ないとなっていますが、実際そんなことありません。
私の場合はXインプットでやっています。(キーボードモードだとJoyToKeyが認識してくれなかった)
このへんはコントローラーの仕様や相性等もあるので、いろいろ試してみてください。
注意! コントローラーの持ち方とキーマッピングについて
コントローラーは片手で縦向きに持ちます。Lが人差し指、Rが小指に当たる感じ。
縦に持つ関係で、十字キーにそのままWASDキーを割り当てると操作しづらいです。
十字キーの←が上方向に来るので、そこにWキーなり上方向移動のキーを割り当てるなど、向きに合わせてマッピングする必要があります。
Joytokeyを立ち上げてボタンを押してながら、操作しやすいようにマッピングしてください。
ちなみにJoyToKeyでは、、Aボタンがbutton2、Bボタンがbutton1、Xボタンがbutton4、Yボタンがbutton3です。
コントローラーが8bitdo microの場合、専用スマホアプリでもキーマッピングができます。
ただ、PCで立ち上げるアプリごとに設定を自動切り替えできるのはJoytokeyのみなので、基本的にはJoytokeyの使用を勧めます。
「ボタン割り当ての変更」機能
キーボードと比べてボタン数が不足しがちなコントローラー操作では、JoyToKeyの「ボタン割り当ての変更」機能が便利です。
以下記事を参照して設定してみてください。
コントローラー対応がいまいちなPCゲームを快適にプレイする方法(JoyToKey、HidHide)Windows11 - 月藤もりのブログ
注意! Steamゲームの場合、Steam入力をオフにする
SteamにはSteam入力というコントローラーのキーマッピング機能があります。
これがオンになっているとJoytokeyと干渉して操作がおかしくなったりするので、基本的にはオフにします。
一応、JoytokeyのかわりにSteam入力を使うという手もあります。
ただSteam以外から入手したゲーム等も利用する場合には結局Joytokeyを使うので、プレイするゲームの範囲に合わせて選んでください。
HidHideについて
コントローラーに対応していない、あるいは対応がイマイチなのに、ゲーム側がコントローラーを認識してしまうことがあります。
この場合もJoytokeyの入力とコントローラーが干渉してしまうので、Joytokeyの入力のみを受け取ってもらうよう、HidHideで設定します。
繰り返しになりますが、設定方法については以下過去記事を参照してください。
コントローラー対応がいまいちなPCゲームを快適にプレイする方法(JoyToKey、HidHide)Windows11 - 月藤もりのブログ
これで、マウス&コントローラーである程度快適に操作できます。
快適なゲームライフ!
以上です。